福岡県で家族の免許返納を支援するサービスが登場 子が親に運転の危険性を話しても「伝わらない」現状にメス – セーフライド

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弁護士ドットコム2024年8月28日~9月3日1055名を対象に行った調査結果より抜粋
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株式会社セーフライドは、福岡県にて、大切な家族の免許返納を伴走支援型で応援するキャンペーンを2024年12月25日より募集開始している。家族と高齢者が安心、納得した上で免許返納につながるように計画をしている。

この企画は、年末年始でご家族と顔を合わせる機会も増える中で、少しでも家族の話題の中で免許返納について進展してもらう為に立ち上げられた。この企画を通じて「免許返納をしたら年間30万円も浮くから旅行にいけるよ」など免許返納にポジティブな印象をもってもらい、家族の負担軽減や安心安全の確保、高齢者ドライバーの不安解消に繋がればと同社は考えている。

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子供の注意喚起が親に届いていない

弁護士ドットコムが2024年8月28日~9月3日1055名を対象に実施した調査では、70歳以上の高齢者ドライバーを親に持つ子供世代の約44%が免許返納をさせたいと考えていることがわかった。一方で、「言いづらい」「言ったものの聞いてくれない」「喧嘩になる」などの問題も抱えている。

NEXCO東日本2019年10月調査では、子供世代の80%が運転が危ないと伝えても、高齢者ドライバーの75.9%が伝えられたことが無いと、子供の注意喚起が親に届いていない現状も起きてしまっていることが判明した。

こうした状況に対して、株式会社セーフライドがもつ、高齢者ドライバーに詳しい分野の専門家(大学教授、医師、理学療法士、言語聴覚士等)のノウハウを活用し、高齢者ドライバーを家族にもつ方々の負担軽減や高齢者ドライバーによる事故の減少に向け活動している。

複数回の面談で「免許返納」の“メリット”を伝える

セーフライドが現在募集中のキャンペーンでは、全6回の面談をとおして免許返納の重要性やメリットなどを伝える活動をする。内容は以下のとおりだ。

  • お住まいの地域で免許返納された方とのコミュニケーション
  • 運転リスク診断
  • 運転技術の確認
  • 返納の課題解決のご提案
  • 返納後の移動手段のご提案と体験の実施
  • 返納により浮く金額のシミュレーション
  • 返納によるメリット・特典の提示
  • 病院での認知機能検査、運転シミュレーションの実施

福岡県内限定でのキャンペーンで、申込は専用のフォームにて受付中。担当者とメールで詳細等をやり取りした後、面談を実施していく。料金は11,000円。

免許返納に関して“諭す”だけでなく、返納後の移動手段の提案などもしてくれるのがポイントだ。アクセス課題によって、車で移動しなければ生活が難しいなどもあるため、地域性なども加味した解決策を提示してくれるかどうかがカギになると考えられる。

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