日本旅行が石川県中能登町の関係人口拡大・地域経済活性化を目指す 包括連携協定を締結

株式会社日本旅行
(写真左)中能登町 宮下 為幸 町長(写真右)株式会社日本旅行 小谷野 悦光 代表取締役社長(出典:プレスリリース)
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株式会社日本旅行と石川県中能登町が2024年12月24日に包括連携協定を締結した。この協定では、中能登町の観光資源・地域文化等のさまざまな魅力を活用・発信し、関係人口の拡大・地域経済活性化に資することを目的にしている。

中能登町は能登半島の中部に位置し、能登の自然豊かな環境と古来からの伝統文化が息づく町だ。観光においては、古墳が多く現存し、弥生時代の杉谷チャノバタケ遺跡からは、日本最古のおにぎりの化石が発掘されたこともある。また、町の伝統として、古くからどぶろくの醸造と縁の深い地域であり、世界農業遺産認定の「能登の里山里海」で作る自然栽培米を使ったどぶろくは、神事用に神社で作られるほか、町内全域の農家民宿や農家レストランなどを営む農業者により製造されている。

日本旅行では、2021年に中能登町ワクチン集団接種会場運営事業をはじめ、能登地域移住交流協議会(七尾市・中能登町・羽咋市)と連携した移住定住イベント等を実施した事をきっかけとし、中能登町とのつながりができた。今回の締結によって、今後は2026年1月に開催される「どぶろく研究大会」をはじめ、さらなる中能登町の魅力発信、人・文化の交流促進および観光振興・スポーツイベントを通じた地域経済活性化拡大を目指す。

連携協定項目は以下のとおり。

  • 観光振興及び関係・交流人口拡大に関すること
  • 地域文化・伝統的まちなみの利活用及び保全に関すること
  • スポーツイベント等を通じた地域経済活性化支援に関すること
  • 海外との人・文化の交流促進に関すること
  • 滞在及び体験型の可能性調査検証事業に関すること
  • その他、Well-Being幸福度向上、特色ある産品づくりに関すること
株式会社日本旅行

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