持続可能な未来へ――株式会社REMAREと竹正が伝統漆技術でリサイクルプラスチックを革新

株式会社REMAREと竹正
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株式会社REMAREと有限会社竹正が業務提携を発表。伝統漆技術をリサイクルプラスチック板材に活用し、新たな価値を創出します。


目次

提携の背景と目的

REMAREの挑戦

REMAREは、廃プラスチックを再利用し、デザイン性と耐久性を兼ね備えたリサイクル板材を製造する企業です。

  • 主な特徴:
    • 大理石風の高級感あふれるデザイン。
    • カラフルでポップなスタイル。
  • 環境貢献:
    • 全工程を自社で一貫管理し、GHG排出削減に貢献。

竹正の伝統技術

竹正は、尾張仏具の漆塗りをはじめとする高い塗装技術を持つ老舗企業。文化財修復からインテリアデザインまで幅広い用途に対応しています。

  • 代表的な取り組み:
    • 耐久性と美しさを兼ね備えた漆塗装。
    • 職人文化の継承と地域経済の活性化。

両社は伊勢湾を共通の舞台として活動し、伝統と革新の融合で新しい市場を切り拓くことを目指します。


提携内容

漆塗装技術の活用で製品を進化

竹正の漆塗装技術をREMAREのリサイクルプラスチック板材に適用。

  • 耐久性向上: 素材の傷や経年劣化を防止。
  • 美観の向上: 小口部分まで美しい仕上がり。
  • 多様な仕上げ:
    • 艶消し仕上げでマットな質感を演出。
    • 光沢仕上げで高級感をプラス。

環境への貢献

  • 自然素材とリサイクル素材の融合:
    • 漆は8000年以上の耐久性を持つ自然素材。
    • 再生プラスチックと組み合わせることで、長期使用が可能。

コメント

  • 株式会社REMARE 代表取締役 間瀬雅介

REMAREは、廃プラスチックに新たな価値を与え、長く使い続けることを目指しています。その中で、竹正の高い塗装技術と出会い、再生素材の魅力をさらに引き出せる可能性を感じました。再生プラスチック板材の特性を活かしながら、デザイン性や耐久性を向上させる竹正様の塗装技術は、私たちの製品に新たな可能性をもたらしてくれると確信しています。伝統技術とリサイクル技術が融合し、持続可能な未来に向けた価値を創出できるこの提携を誇りに感じ、高い期待を寄せています。

  • 有限会社竹正 代表取締役 竹森康二

通常の仕事では木材への塗装が中心ですが、REMAREの素材と出会い、異なる質感や色彩に挑戦できる新鮮さを感じています。普段から、塗装しているものは使い捨てを目的としたものではなく、ずっと長く使っていただく目的を持ったものです。塗装するものがプラスチックに変わっても、『ずっと活かし続ける』という観点は共通しています。共通のビジョンを持つREMAREとの提携を、有意義に思っています。


今後の展望

製品の活用例

  • 住宅建材: 耐久性とデザイン性を備えた板材。
  • 商業施設の装飾: 高級感のある仕上げで空間を演出。
  • インテリアデザイン: 艶消し・光沢仕上げで多様なニーズに対応。

展示とサンプル提供


伝統と革新で未来を創る

この提携により、地域経済の活性化とサステナブルな社会の実現が期待されます。伝統技術とリサイクル技術の融合が生み出す新たな価値に、ぜひご注目ください。

株式会社REMAREと竹正

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