群馬発の最高糖度22.3度のいちごブランド「苺屋永井 あまい雫」が誕生 新ブランドのEC販売を開始

[群馬地域創生]最高糖度22.3のいちごブランド「苺屋永井 あまい雫」誕生
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株式会社ギブは、地域創生事業の一環として、新たな高級いちごブランド「苺屋永井」を立ち上げた。2025年3月4日10時より、公式オンラインショップで販売を開始した。

ブランドの主力商品である「あまい雫」は、平均糖度17〜18度、最高糖度22.3度の濃厚な甘さと桃のような華やかな香りが特徴。ミシュラン2つ星シェフにも絶賛されるなど、プロの料理人からも高い評価を得ている。

この事業は、高崎市で10年以上いちご農家を営む永井正人氏が株式会社ギブに合流する形で進められ、地域農業の活性化を目指している。


目次

「あまい雫」— 滴る甘美な果汁の贅沢いちご

こだわりの栽培方法

「あまい雫」は、群馬の冬の寒さに耐えることで、いちご自身が凍らないように糖を蓄え、甘みが凝縮される特性を持つ。

また、一般的に水耕栽培が主流となる中、苺屋永井では土耕栽培にこだわり、農薬や水分を抑えることでいちごが自らの力で根を張る環境を作り出している。この手間暇かけた栽培方法が、濃厚で奥深い味わいを生み出している。

「あまい雫」の特長

  • 最高糖度22.3度、平均糖度17〜18度の濃厚な甘み
  • 滴るほどの果汁と芳醇な香り
  • 桃のような華やかな香りとジューシーな味わい
  • 大粒サイズ(優品は40g以上、特選は60g以上、極みは70g以上)

通常のいちごよりも苗の植え付け時期が遅いため、収穫は2月後半からスタートし、3月が最盛期となる。


ブランド誕生の背景— 苺師 永井正人の挑戦

江戸時代から続く農家の転換

群馬県高崎市矢島町にある永井家は、江戸時代から続く大地主で、これまで米や麦を中心に生産していた。しかし、14代目である永井正人氏は、「お客様が食べて笑顔になる農作物を育てたい」という思いから、2014年にいちご農家へ転身。

水耕栽培が主流の中、あえて手間のかかる土耕栽培にこだわり、自然の力を活かした栽培を続けてきた。

炭疽菌被害からの再起

2023年、永井農園は炭疽菌による深刻な被害を受け、苗が全滅。廃業の危機に瀕していた。しかし、永井のいちごの品質に惚れ込んでいた医師・佐藤拓氏(株式会社ギブ代表取締役)が支援を申し出る。

これを機に、地域農業の活性化を目的とした新ブランド「苺屋永井」が誕生した。


販売情報— 「あまい雫」を手に入れるには?

販売方法

「あまい雫」は、以下の方法で購入可能。

  • 公式オンラインショップ苺屋永井ECサイト
  • Instagram@ichigoya_nagai
  • 直営店舗:苺屋永井 いちご直売所
    • 住所:群馬県高崎市矢島町123
    • 電話:090-1552-1583
    • 営業時間:10:30-18:00(完売次第終了)

※直売所での購入は簡易パッケージでの販売となる。


商品ラインナップと価格

商品名サイズ容量価格(税込)備考
極み70g以上1粒10,000円桐箱入り
特選60g以上6粒5,000円折箱入り
優品40g以上12粒4,000円折箱入り
特選60g以上12粒10,000円桐箱入り

※オンラインショップ価格。直売所では簡易包装のため販売価格が異なる。


まとめ— 群馬から全国へ、最高品質のいちごを

「苺屋永井 あまい雫」は、群馬県の自然の恵みと伝統的な土耕栽培技術が生んだ最高品質のいちごブランドだ。

規格外トマトを活用したクラフトジンのように、農産物の新たな可能性を追求する流れが地方創生の鍵となる。このブランドの成功が、地域農業の活性化、そして全国・海外への展開につながることが期待される。

ぜひ、この特別ないちごを味わってみてはいかがだろうか?

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