メガネブランド「Zoff(ゾフ)」は、2025年2月8日(土)に山梨県小菅村立小菅中学校で、全校生徒、保護者、教職員を対象にした「メガネのZoff出張授業」を実施した。この取り組みは、デジタルデバイスの使用増加や紫外線対策の重要性が高まる中、子どもたちが目の健康について考える機会を提供することを目的としている。
目の健康への関心が高まるも、ケアの実践は課題に
コロナ禍を経て、学校現場でもタブレットやスマートフォンの利用が当たり前になり、子どもたちのデジタルデバイス接触時間が増加している。さらに、紫外線対策の意識は高まっているものの、実際に子どもたちの目のケアを十分に行えていると考えている親や教職員は少ない。
今回の出張授業では、「デジタルデバイスの適切な使い方」や「紫外線対策」、「目の健康維持の方法」について学び、子どもたち自身が日常生活の中で目を守る習慣を身につけることを目指した。
「メガネのZoff出張授業」の内容
授業のポイント
- タブレットやスマホの正しい使い方を学ぶ
- 紫外線が目に与える影響について知る
- 日常生活でできるアイケア習慣を実践
小菅中学校側からも「デジタルデバイスの正しい使用方法を伝えてほしい」との要望があり、それを授業内容に反映。クイズを交えながら、生徒たちが楽しく学べる内容となった。
特に、目に関する情報を一方的に伝えるだけでなく、生徒が積極的に参加する形式を採用。「目の大切さを実感する機会」となり、学校側にとっても納得感のある授業となった。
授業の実施概要
プログラム名:メガネのZoff出張授業
開催場所:山梨県小菅村立小菅中学校
開催日:2025年2月8日(土)
参加者:全校生徒14名、保護者、教職員
参加者の声
生徒の感想
「目の大切さがよくわかりました。特に、中学生のうちから日焼けが病気につながると聞いて驚きました。これからは紫外線対策をしっかりしようと思います。」(中学1年生)
「目が悪い人はどんな風に見えているのかや、目を守る食べ物について知れてよかったです。スマホやパソコンは30センチ以上離して見ることを意識したいと思いました。」(中学1年生)
「緑黄色野菜が目に良いと聞いてびっくりしました。今回の授業で学んだことを活かして、目を大切にしたいです。」(中学2年生)
「私はすでに視力が悪いので、目を守る習慣やアイケア体操を知れてよかったです。今後はもっと意識してケアしていきたいです。」(中学3年生)
教職員の感想
「紫外線の影響について、皮膚だけでなく目にも悪影響があることを改めて学べました。多くの人が知らない事実だと思うので、このような授業はとても有意義でした。」
「クイズを交えた参加型の授業で、生徒も楽しみながら学べました。話し方も聞きやすく、情報がすっと入ってきました。」
「私自身、メガネを使っているので、アイケアの重要性を再認識しました。授業で紹介された目の体操は、今後も続けていきたいです。」
「たった数分のアイケア体操でも、目の疲れが取れた感じがしました。毎日の習慣にしたいと思います。」
養護教諭・藤塚先生の感想
「コロナ禍をきっかけに1人1台のタブレット環境が整った一方で、目の健康に対する意識が追いついていないと感じていました。生徒たちも視力低下が進んでいる中で、今回の授業は非常に意義がありました。」
「クイズや体験を交えながらの授業で、生徒たちも興味を持って学んでいました。特に、目の体操について『これからも続けたい』という声が多く寄せられました。」
Zoffの今後の取り組み
今回の授業を通じて、目の健康について学ぶ機会の重要性が改めて浮き彫りとなった。Zoffでは、今後も子どもたちが目の健康やデジタルデバイスの適切な使い方、紫外線対策について考えるきっかけとなる活動を積極的に展開していく方針だ。
詳細はZoffの「目の健康」特設ページを参照。
Zoff「目の健康」特設ページ
https://www.zoff.com/zoff-focus/20250306-5265/
今後もZoffは、全国の学校や地域コミュニティと連携し、目の健康意識を高める活動を推進していく。