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業界常識を覆す快挙、チョウザメの新たな雌雄判定法を開発 株式会社プラントフォームが外観による非侵襲的判別に成功

株式会社プラントフォーム、外観による非侵襲的判別に成功
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株式会社プラントフォームは、従来困難とされてきたチョウザメの雌雄判別において、外観からの識別に成功したと発表した。同社は、チョウザメの鱗に着目し、独自に開発した手法により、非侵襲かつ高効率な雌雄判別技術を確立。これは、腹部切開による「開腹法」が一般的だった業界において、画期的な成果だ。

開発された新たな雌雄判別法は、2025年3月27日に開催される「令和7年度日本水産学会春季大会」で正式に発表される予定となっている。

目次

アクアポニックス技術を活用したチョウザメ養殖

プラントフォームは、チョウザメの養殖とその排泄物を活用した有機水耕栽培を組み合わせたアクアポニックス技術により、持続可能な食料生産の実現を目指している。キャビアの生産においては、雌雄の判別が重要な工程でありながら、これまでは魚体に大きな負担をかける開腹法が主流であった。

これに対し、同社は先駆けてDNA検査法による低侵襲な雌雄判別を導入。DNA検査によって大量のデータを得たことで、鱗の形態に着目した新たな手法の開発に至った。

鱗形態の違いから高精度な判別へ

今回の研究では、DNA検査によって雌雄が判明しているコチョウザメ成魚を対象に、背中の鱗を撮影・解析。長さや幅などのデータから複数の指標を作成し、統計的に有意な雌雄差を確認した。これらの指標をスコア化し、目視でも判別可能なレベルで雌雄を区別することに成功したという。

今後はAI技術を活用した画像診断によるさらなる判別精度向上を目指し、開発を進めていくとしている。

アニマルウェルフェアと生産効率の両立を実現

この新技術は、チョウザメに対する身体的負担を軽減し、作業者にも優しい判別法として、アニマルウェルフェアへの配慮が高い評価を受けている。従来法の課題であった精神的・肉体的負担の軽減に加え、養殖現場での生産効率向上にも寄与すると期待される。

プラントフォームは、国内初となる植物工場型アクアポニックスの開発実績を持ち、全国6ヶ所での大規模プラント展開を進めている。今回の発見を機に、同社は持続可能な農水産業の未来をさらに切り拓いていく構えだ。

学会発表情報

  • 学会名:令和7年度日本水産学会春季大会
  • 発表日時:2025年3月27日(木)13:15〜14:15
  • 演題:チョウザメの新規雌雄判定方法の開発
  • 発表者:榎 康明氏、加野 北斗氏(株式会社プラントフォーム)

今後もプラントフォームの動向に注目が集まるとともに、持続可能な食の未来に向けた技術革新が、さらなる展開を見せることが期待される。

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