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地方創生カレッジ「学生が主役の地方創生プロジェクト」大学の教員・学生が「地方創生」の魅力を語る映像を公開

地方創生カレッジ「学生が主役の地方創生プロジェクト」大学の教員・学生が「地方創生」の魅力を語る映像を公開
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公益財団法人日本生産性本部が実施する「地方創生カレッジ」では、未来を担う学生たちが地方創生を“ジブンゴト”として捉え、主体的に関わっていくための仕組みづくりを進めている。その一環として展開されているのが、「学生が主役の地方創生プロジェクト」だ。

このたび、プロジェクトに参加した大学教員および学生たちが、地方創生の魅力や現場で得た学びをリアルな声で語る映像コンテンツが公開された。教育と地域、そして若者をつなぐこの取り組みは、全国の大学や高校、さらには地域の人々にとっても示唆に富んだものとなっている。

目次

学びを社会につなげる「地方創生カレッジ」とは

「地方創生カレッジ」は、内閣府の補助事業として2016年にスタートした。eラーニングと実地研修を組み合わせ、地方創生に必要な知識やスキルを体系的に学べる教育プラットフォームとして、これまでに延べ約22万人が受講している。

その中でも「学生が主役の地方創生プロジェクト」は、2022年度からスタートし、大学・高校と連携して学生の主体的な学びを支援。地域課題に触れ、住民と交流し、アイデアを形にしていく過程を通じて、次世代の担い手育成を目指してきた。

教員と学生、それぞれの視点で語られる「地方創生の面白さ」

今回公開された映像コンテンツは、教員向けと学生向けの2本立てで構成されている。

教員向け映像「地方創生カレッジで広がる大学教育の可能性」では、小樽商科大学の大津晶教授が登場。授業に地方創生を取り入れることの意義や、学生の学びに与えるインパクトについて語っている。特に、座学だけでは得られない実践型学習の重要性が、現場での事例とともに紹介されている。

視聴URL:https://chihousousei-college.jp/talk/teacher.html

一方、学生向け映像「地方創生って面白い!」では、プロジェクトに参加した大学生・OG3名が、地域での活動を通して得た気づきや変化を語る座談会形式。静岡県立大学の国保祥子准教授、法政大学の酒井理教授が、学生の視点を引き出す役として参加し、現場での成長を後押ししている様子が映し出されている。

視聴URL:https://chihousousei-college.jp/talk/student-discussion.html

地域とつながる“学び”の実践校は全国に広がる

このプロジェクトは、2022年度から現在までに5大学・4高校で実施されており、各校の特性や地域資源を生かした取り組みが展開されてきた。

【実施校一覧】

  • 2022年度:静岡県立大学
  • 2023年度:秋田県立大学、法政大学
  • 2024年度:小樽商科大学、産業能率大学
  • 高校:北海道大空高校、埼玉県立小川高校・秩父高校、島根県立隠岐島前高校

各校の活動内容や、学生のインタビュー記事は以下のリンクで閲覧可能だ。

「ジブンゴト化」こそが地方創生の未来をつくる

地方創生の現場は、行政だけでなく、教育、企業、市民といった多様な主体が連携する「共創」の場へと進化している。そんな中、若者が地域に飛び込み、対話を重ね、課題と向き合い、解決への道を探るこのプロジェクトは、“地方創生2.0”の時代において極めて重要な意味を持つ。

教室の外で生まれる学びは、学生たちの視野を広げ、社会との関係性を深めていく。地方創生を“ジブンゴト”として考え、動き出す若者の姿が、日本の未来を少しずつ変えていく。そんな可能性を感じさせる取り組みに、これからも注目していきたい。

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