長野県北安曇郡小谷村に位置する白馬乗鞍温泉スキー場は、2025年3月21日より、標高2110m超からの滑走を楽しめる「白馬ヘリスキー」、白銀の大自然を空から望む「絶景遊覧プラン」、そして標高2200mの大雪原で軽食を楽しむ「ピクニックプラン」を開始した。ヘリコプターによるアクセスで、冬の白馬を贅沢に満喫する新たなアクティビティが誕生した。
HAKUBA VALLEYエリアの中でも、北アルプスの雄大な自然と上質なパウダースノーを兼ね備えたこの地は、国内外からスノーラバーたちが訪れる人気の観光地。今シーズンは、白馬コルチナスキー場との共通パス導入により滑走の幅も広がり、さらにこの新プランによって、体験価値のさらなる向上が期待されている。
雪山を滑り降りる醍醐味「白馬ヘリスキー」
「白馬ヘリスキー」は、白馬乗鞍温泉スキー場のヘリポートから標高2110m地点へと向かい、ガイドの案内のもと非圧雪の斜面を滑走するバックカントリー体験。約2kmに及ぶツリーランや、白馬エリアならではの極上パウダースノーを堪能できる。
ヘリでのアクセスにより、通常は立ち入ることのできないエリアへの滑走が可能となり、1回15,000円(税込)で約60分のアクティビティが楽しめる。ガイドが参加者の滑走レベルや雪の状態を見極め、最適なルートを選定することで、安全かつ満足度の高い体験が提供される。
スノーアクティビティが苦手な方も楽しめる「ピクニックプラン」
スキーやスノーボードをしない人にも白馬の魅力を届けたいという想いから生まれた「ピクニックプラン」では、ヘリコプターで標高2200mの天狗原へ移動。北アルプスの絶景に包まれながら、軽食とコーヒーを楽しむという非日常のひとときが用意されている。
加えて、雷鳥や高山植物について学べるネイチャーガイドの案内も予定されており、自然を五感で楽しむ新しい観光体験となっている。料金は1人15,000円(税込/ヘリ送迎付き)。
白銀の空中遊覧「絶景遊覧プラン」も同時開催
標高2600mの上空から、日本海、白馬三山、能登半島、遠くは富士山まで一望できる「絶景遊覧プラン」も同時スタート。1機50,000円(税込/定員4名)で、約10分間の空の旅が楽しめる。
山岳地帯の冬の表情を間近に体感できるとともに、スキーやスノーボードをしない層へのアプローチにも最適なアクティビティとして注目されている。
モニターツアーとして今季限定のお得な体験
今シーズンの3プランは、すべてモニターツアーとして提供されており、通常よりお得に体験できる。いずれも事前予約制で、定員に限りがあるため早めの申し込みが推奨されている。
【開催期間】2025年3月21日〜5月6日(予定)
【予約】WEB申込(https://hakubaheli.jp/)
【予約締切】前日17時まで/先着順
白馬エリアのさらなる魅力発信へ
白馬乗鞍温泉スキー場と白馬コルチナスキー場では、共通シーズンパスを導入し、温泉施設も相互に利用可能にするなど、エリア全体の連携を強化してきた。今後も四季を通じた観光資源の活用と体験価値の向上により、地方からのインバウンド誘致・滞在型観光の促進を目指す。
地域の自然・文化・観光資源を活かし、新たなアクティビティで価値創出を進める白馬の取り組みは、他地域にとってもロールモデルとなりうるだろう。