インドネシア・ロンボク島のマンダリカ経済特区に、竹を主要建材とした世界初のスターバックス「Starbucks Kuta Mandalika」がオープンした。設計・施工を手掛けたのは、日本人の岡崎氏が代表を務める「Bamboo Lab Architect社」で、持続可能な建築とモダンデザインを融合した独自の空間を実現した。
同施設は、天井まで伸びる竹のアーチや開放感あふれる設計が特徴で、自然素材の温もりを感じられる空間となっている。竹を使用することで環境負荷を抑え、地元の自然との調和を図ったほか、竹製のエコカップや地元職人とのコラボグッズも展開予定だ。
急速な発展を遂げるロンボク島では、観光インフラ整備が進んでおり、Bamboo Labは竹建築を通じて地域経済活性化や雇用創出にも貢献している。今回のスターバックス開業は、持続可能な建築文化を世界に発信する新たな一歩となる。