女性が安心して活躍できる社会を目指すフェムテック企業・株式会社Lforgeは、2025年4月1日より、行政や地域課題の解決に大学生が主体的に取り組む新たなインカレコミュニティ「CAMPUS CRUSH(キャンパスクラッシュ)」の運営を開始した。
「社会とつながる、新しい自分に出会う」をコンセプトに掲げた本取り組みは、大学1年生を中心とした学生が行政と連携し、実社会における課題解決にチャレンジする実践的なプラットフォームだ。
大学の枠を越えた、実践型インカレコミュニティ
CAMPUS CRUSHは、行政と連携して“まち”の課題に向き合うことをテーマに活動を展開。運営には現役大学生に加え、企業経営者など社会人も参画しており、学内にとどまらない幅広い学びと実践ができる環境が整えられている。
活動の中心は、「自分の興味関心と地域課題を重ねながら、自らの強みや社会との接点を見出す」こと。地域の課題に直接関わり、行動に移し、アウトプットを通して社会に働きかけていく。そうしたプロセスを通じて、学生たちの社会的視野と主体性を育む狙いだ。
背景には「社会の仕組みから変えていく」フェムテックの視点
今回の設立には、Lforgeがこれまで展開してきたフェムテック事業が背景にある。同社は、生理用品の自動販売機「ヘルスケア応援自販機」や、サブスクリプションサービス「This period.」など、女性の健康課題に正面から取り組んできた。
そうした中で見えてきたのが、女性の健康課題が単なる個人の問題ではなく、社会構造そのものに根ざした「まちの課題」であるという現実。そして、その解決には行政や制度の関与が不可欠であるという認識だった。
この想いに共鳴し、上智大学在学中にフェムテックサービスを手がけていた学生・阿部ひかり氏との出会いが、CAMPUS CRUSH設立のきっかけとなった。
2025年春、新歓イベントを都内で開催予定
CAMPUS CRUSHでは、2025年4月に新規メンバー募集のための説明会(新歓)を複数回開催予定。詳細はInstagram公式アカウント(@campuscrush_official)にて順次発信される。
- 開催予定日:4月8日(火)、17日(木)、23日(水)
参加希望者はInstagramのDMで連絡可能。興味がある大学生や、社会と繋がりながら何かに挑戦したい若者にとって、新たな一歩を踏み出す好機となりそうだ。
「社会課題解決の担い手」は、キャンパスの外にいる
行政や地域課題と聞くと“遠い存在”と感じがちだが、CAMPUS CRUSHはその垣根を取り払い、大学生が実社会に参加し、声を上げ、行動する場を提供する。
「まちの課題は、社会の課題。そしてそれは、わたしたち一人ひとりの課題でもある。」
そんな気づきと変化を生むCAMPUS CRUSHの今後に注目が集まる。