東日印刷株式会社(以下 TONICHI)は、停電時にも点灯を保つ非常用電球「tsuita(ついた)」シリーズに、口金E17タイプの新モデル「coconimo tsuita(ここにも・ついた)」を加え、4月22日より楽天市場の公式店舗「T-box」にて販売を開始した。累計販売数20万個を超える同シリーズは、今回の新モデルによって使用できる照明器具の幅をさらに拡大させる。
非常時に光を絶やさない「tsuita」が支持される理由
「tsuita」は、日常は通常の電球として機能しつつ、停電時には内蔵バッテリーで自動的に点灯を続ける防災対応型の電球。開発の背景には、東日本大震災の被災地でのボランティア活動を通じて「暗闇での避難の難しさ」に直面した開発者の経験がある。
2021年にクラウドファンディングを通じて登場し、「停電=暗い」という従来の常識を覆す製品として注目を集めた。以降、SNSなどでも拡散され、累計20万個を販売するヒット商品となっている。
“ここにも使える”E17タイプが登場
今回新たに発売された「coconimo tsuita」は、天井の埋め込み型や間接照明など、使用が増えているE17口金に対応。内部には400mAhのリチウムイオン電池を搭載し、停電時には最大2時間の連続点灯が可能だ。加えて、電球をソケットから外せば懐中電灯のように使える設計となっており、非常時の携帯用ライトとしても活躍する。
復旧後には自動で再充電されるため、特別な操作や設備も不要。交換するだけで導入可能な手軽さが特徴だ。
暮らしの備えに、贈り物にも最適
「tsuita」シリーズは、災害への備えが求められる今の時代において、“もしも”への日常的な対策として注目されている。TONICHIでは「ご自宅だけでなく、ご実家などへの贈り物にもいかがでしょう」と呼びかけている。
楽天市場「T-box」では、今回のE17タイプ「coconimo tsuita」に加え、定番のE26口金タイプや、シーリングライト「天照tsuita」なども販売されている。