耐熱ガラスメーカーのHARIO株式会社は、茨城県古河市で地域商社事業を展開する一般財団法人古河市地域振興公社と協業し、地域の農産物を活かしたクラフトアイスブランド「こがくらふとあいす&」の開発・販売を開始した。2025年4月26日(土)より、市内施設やふるさと納税返礼品としての展開を皮切りに、HARIO CAFÉや同社のECサイトなどでも順次販売していく。
本ブランドは、HARIOが長年工場を構える古河市への地域貢献と、公社の地域資源を再編集・発信する商社機能を融合させた地方創生プロジェクトの一環。初回ラインナップには、地元企業や農家と連携した4種のフレーバーが並ぶ。「ふるさと牛乳」(トモヱ乳業)、「果実たっぷりいちご」(森ファーム)、「こだわりのチョコミント」(HIROKO HERBS)、「プレミアム和紅茶」(吉田茶園)といった個性あふれる地元素材を、まる芋カフェの技術でプレミアムジェラートに仕上げた。
HARIOは今後も“オール古河市”体制で地元企業と連携を深めながら、地域の魅力を全国へ、さらには海外へと発信していく方針を掲げる。ガラスのものづくりを通じて培った販路と視点を、食の分野へと広げ、地域経済の持続的な発展に寄与する新たな挑戦が始まっている。