ふるさと納税で米の寄付が急増 価格高騰の影響で「先行予約」4.8倍、「定期便」2.2倍 “地域の高品質米”に支持集まる

ふるさと納税で米の寄付が急増 価格高騰の影響で「先行予約」4.8倍、「定期便」2.2倍 “地域の高品質米”に支持集まる
  • URLをコピーしました!

株式会社トラストバンクが運営する「ふるさとチョイス」は、2025年1月1日〜4月20日の期間における米へのふるさと納税の寄付額が前年同期比約2.1倍に増加したと発表した。特に、先行予約品の寄付額は約4.8倍定期便は約2.2倍と大幅な伸びを示し、寄付者の関心が高まっている。

背景には、相次ぐ米価の高騰と将来の供給不安があるとみられ、地域こだわりの高品質な米を確実に手に入れたいというニーズがふるさと納税の活用を後押ししている。また、初めて寄付する品種にも挑戦する寄付者が増え、「その他米カテゴリ」では全体平均を上回る伸びを記録した。

注目の返礼品としては、佐賀県伊万里市の《夢しずく》や高知県宿毛市の「よさ恋美人」など、地元に根ざした銘柄が挙げられる。さらに、7日以内発送に対応した「スピード配送米」も人気で、「お米がなくなりそう」「すぐに美味しい米を試したい」といったニーズにも応えている。

今後もふるさと納税は、生活防衛と地域支援の双方を叶える手段として、ますます存在感を増しそうだ。

ふるさと納税で米の寄付が急増 価格高騰の影響で「先行予約」4.8倍、「定期便」2.2倍 “地域の高品質米”に支持集まる

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次