衣服等の不用品回収サービスで得た収益をまちづくりに還元 マンション居住者から好評、幕張ベイパーク

サス活
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三井不動産レジデンシャル株式会社と株式会社ECOMMITは8月1日、「幕張ベイパーク」のエリアマネジメント団体であるB-Pamと資源循環サービス「PASSTO(パスト)」を連携させ、3棟2,072戸のマンションを対象に、日本で初めて、ごみ減量と資源循環による収益を街づくりに還元するモデルの導入を開始した。

一連の取り組みは、すまいとくらしから循環型社会の実現を目指すプロジェクト「くらしのサス活 Circular Action」におけるもの。PASSTOは、持ち込まれた不要品を受け取り、ECOMMITが一気通貫で不要品の回収・選別・再流通させるサービスだ。

くらしのサス活とは、すまいとくらしにおけるカーボンニュートラル社会の実現に向けて、プロジェクトに賛同した企業や団体とともに、サービス・商品・体験等を生活者に提供することで、日々のくらしを豊かに楽しみながらカーボンニュートラルを実現するプロジェクト。過去には、三井不動産レジデンシャルが分譲するマンションにおいて、住戸ごとのCO2排出量・削減量を見える化、削減量に応じたポイントを提供しアプリ内でポイントと各種特典を交換できるサービスを提供していた。

くらしのサス活は2023年1月の実証実験開始から、2024年までの期間で回収量は衣類だけで約13トンにのぼり、リユース・リサイクル率は約99%、廃棄はわずか1%程度という。また、単純焼却と比較して約78%(約8.8t)のCO2排出量削減を実現した。

同取り組みが導入されているマンションの住民からは「利便性の高さや身近な場所で脱炭素への取り組みに参加できる」と好評の声が挙がっているという。

サス活

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