レッドホースコーポレーション株式会社は8月7日、新たな取り組みとして地域の新しい地場産品の開発をはじめた。第一弾では、「青森県鰺ヶ沢町産まっしぐら使用の生米パン」と「秋田県男鹿市産あきたこまちで作った生米パン」を作成。それぞれの自治体のふるさと納税返礼品として寄付受付と自治体内の道の駅などの販売所でも販売を開始する。
レッドホースコーポレーションは2014年から自治体のふるさと納税業務をサポートしている。現在は約250の自治体と契約しているそうだ。
ふるさと納税は毎年のように制度が変わることによって、現場側の対応も追われるケースがあるという。そこで同社は制度に頼らず地域で稼ぐ仕組みづくりに取り組むことに至った。そのひとつが今回の地場産品の開発だ。
取り扱いを開始した2種類の生米パンはそれぞれ、青森県鰺ヶ沢町産のブランド米「まっしぐら」と秋田県男鹿市産のブランド米「あきたこまち」を使用。生米パンの開発には、株式会社ハニーマザーも携わった。レッドホースコーポレーションは「米の新たな魅力を発信し、『米離れ』に苦しむ米農家の応援ができれば」と期待を寄せる。
それぞれの生米パンは、ふるさと納税各サイトにて返礼品から選択できる。最低寄付金額は1万3,000円。パンは4個返礼品として提供される。また、各町・市における販売所、道の駅等でも販売を予定。こちらはオープン価格。