「個室」ベビールームで人気のmamaroが東京ドーム内にスポットとして導入 子育て世帯のニーズ汲み取り

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Trim株式会社は8月7日、全個室型ベビーケアルーム「mamaro spot(ママロ スポット)」を東京ドームの1階1塁側コンコースに導入すると発表した。

ママロ自体は2023年6月から東京ドームに設置されていたものの、ユーザーからの評判や施設ニーズをふまえ「ベビールームリニューアルプロジェクト」としてスポット化させるに至った。

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ニーズ高まる個室ベビールーム ママロは累計利用100万回へ

ママロは、工事不要で設置できるベビールームとしてさまざまな施設で導入が進められている。現在では、商業施設や公共施設、駅やレジャー施設を中心に設置され、累計設置台数699台(2024年8月5日時点)、累計利用回数は2024年9月に100万回に達する見込みだという。

「個室ベビールーム」のニーズは高く、セキュリティやプライバシー、そして男性の育児参画においても重要視されている。

ママロの外装は木目調のデザインだ。正面にはバーがありベビーカーをつなぎとめられる。ドアはスライド式で内側から施錠可能。内部には荷物駆けや電源も配備されている。授乳やおむつ替え、離乳食を与えるなどが可能。また、ママロの本体の下部にはキャスターがあり、工具ひとつで簡単に移設できる。

最新型のソファも導入 体重測定台も兼ねるなど3in1

東京ドームのママロスポットには、2022年からプロトタイプの開発を進めていた「mamaro sofa(ソファ)」が3台導入される。

ママロソファは、背もたれ部分が可動可能で1台で授乳用ソファ、ベビーベッドの役割をもつ。さらにベッドモードでお子様を乗せると体重測定でき、ベッド横に表示される二次元バーコードをスマートフォンアプリ「mamaro GO」で読み込むと体重測定の結果を記録できる。

従来、ベビーベッドと授乳用ソファ、体重測定台はそれぞれ別のスペースに用意する必要ため、多くのスペースとコストを必要としていた。ママロソファの導入により1台ですべての赤ちゃんケアを実現させたことで、省スペースでのベビールーム整備に貢献し、利用者の視点では赤ちゃんのお世話の内容により場所を都度変更する必要がなく移動負担や待ち時間を減らせる。

東京ドームの担当者からは「東京ドームのベビールームに“清潔”と“安全”の要素だけでなく、ママロのコンセプトをくわえたことで“親しみやすさ”も備わった。東京ドームシティ全体で、お客様にとってより良い施設・環境づくりをしていく」とコメントがプレスリリースで述べられている。

神社からスタジアムまで導入進む

ママロの導入事例は公式サイトに多数掲載されている。導入先はとても幅広く、千葉県・櫻木神社や静岡県・IAIスタジアム日本平(Jリーグ 清水エスパルスのホームスタジアム)、東京都・八丈島空港ビルなど。

ことし4月には横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアムに、また8月からはテスト導入ではあるものの千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムにも設置される。

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