株式会社ジモティーは、愛知県名古屋市にあるリユース拠点「ジモティースポット名古屋」において、持ち込まれた不要品は合計16,069品で、うち11,623品がすでに販売完了(無償譲渡あり)していると発表した。これは開設した2024年10月25日から1ヵ月間におけるデータだ。またこのリユースの取り組みによってごみ減量効果はおよそ32トンあると試算された。
ジモティースポットは、「不要になったけれどもまだ使えるモノ」を地域のコミュニティ内で譲り合えるサービス。持ち込み希望の場合は、ジモティースポットに持ち込むだけで、手軽に必要とする人に譲渡できる。譲り受け希望の方は、持ち込まれたモノの情報をジモティーで検索し、ジモティースポットで引き取ることでマッチングが成立する仕組みだ。
開設後、最も多く持ち込まれたのは食器・生活雑貨類。全体の42%を占めた。次いで衣類が全体の約10%だった。「これまでごみとして廃棄されていたような古い家具や家電製品などであっても、ジモティーの集客力を活かし、回収後すぐにサイト上でリユース品の情報を掲載することで、多くの方にリユース品(11,623品)を提供できた」とプレスリリースでは述べられている。
ジモティースポットを利用する人は、「ごみとして捨てるのはもったいないから」という理由で使った人が55%もいた。また、「いつでもすぐに持ち込めるから」(約13%)、「無料だから」(約11%)など手軽さも評価されている。