BOTINKIT JAPAN Co., Ltd.(ボッティンキット日本株式会社)は、革新的なAI自動調理ロボット『BOTINKIT Omni(ボッティンキット オムニ)』を日本市場に導入した。この製品は、13種類の調味料を高精度で自動投入することが可能であり、中華鍋を使った本格的な炒め調理や煮込み料理を実現する。
また、調理工程をデジタル化し、効率化を支援する新ソリューション『BOTINKIT DigitalKitchen』も同時に展開している。これにより、厨房業務の効率化や調理の標準化が図られ、飲食業界に新たな可能性をもたらしている。
『BOTINKIT Omni』: 調理を新たな次元へ
『BOTINKIT Omni』は、AI技術を駆使してプロの料理を誰でも簡単に再現可能にする自動調理ロボット。セットする調味料を変更するだけで、中華料理だけでなく、和食、洋食、エスニック料理にも対応可能だ。
主な特徴
- 高温調理:最高加熱温度を従来モデルの250℃から350℃に向上させた。窒化鉄鍋を採用し、本格的な炒め調理が可能である。
- 調味料の多様化:粉末・液体調味料に加え、粘度の高いソースやマヨネーズの自動投入にも対応している。
- 新開発の計量システム:調味料投入量の自動校正機能を搭載し、より正確な調理が可能。
- Tritan™素材の採用:BPAフリーで食洗機対応のモジュールを搭載している。
- クラウド連携:シェフ自慢のレシピをクラウドに保存し、全国の店舗で同じ品質の料理を提供可能。
『BOTINKIT DigitalKitchen』: 厨房のデジタル革命
BOTINKIT DigitalKitchenは、調理プロセスを効率化・標準化するための新ソリューションだ。これには、次のような先進的な技術が含まれている。
- K-MES(Kitchen Manufacturing Execution System):スマートキッチン管理システムである。POS端末と連携し、調理順序の最適化やオーダー統合を実現する。
- AI品質管理システム(Perspect Al):調理温度や品質をリアルタイムでモニタリングし、基準を満たした料理の提供を支援する。
- BIマネジメントシステム:世界中の店舗状況を可視化し、経営効率をデータに基づいてサポートする。
飲食業界に新たな価値を提供
BOTINKITは2018年に設立され、AIスマートキッチンソリューションの開発を行うリーディングカンパニーだ。これまでに世界17カ国で使用され、多くの企業で業務効率化やチェーン展開の加速を実現している。
新製品『BOTINKIT Omni』と『BOTINKIT DigitalKitchen』は、料理の質を高めるだけでなく、人手不足やコスト削減といった飲食業界の課題解決にも貢献している。世界中の厨房で、より効率的で持続可能な運営を支援するこれらの技術が、新たな時代を切り拓くことは間違いない。
BOTINKITの詳細については、公式サイトを確認してほしい。