訪問看護・介護のDX推進で注目の「CareMaker」が大和ハウスグループグロースファンドから出資を獲得

CareMaker
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高齢化社会が加速する日本において、訪問看護・介護業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する株式会社CareMakerが、新たな成長フェーズに突入した。2025年2月5日、イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ株式会社(IGPVP)が運営する「大和ハウスグループグロースファンド」からの出資を受けたことが発表された。

目次

CareMakerとは?

CareMakerは、「最期まで個が尊重される社会へ」をビジョンに掲げ、訪問看護・介護事業所向けのスケジュール管理クラウド「CareMaker(ケアメーカー)」を提供している。このクラウドサービスは、効率的な訪問スケジュールの作成を可能にし、介護現場の業務負担を軽減すると同時に、高品質なケアの提供を支援する。

さらに、同ツールを活用した訪問看護ステーション「くるむ」を運営し、現場の課題解決に直接取り組んでいる。人材不足に直面する訪問看護・介護業界において、CareMakerのソリューションは、業務効率化と収益最大化を両立させる画期的な取り組みとして注目されている。

出資の背景と目的

今回の出資の背景には、急速に進む日本の高齢化や医療従事者不足、在宅医療ニーズの高まりがある。訪問看護・介護分野において、テクノロジーを活用した解決策の需要が高まっており、CareMakerの事業はこれらの社会課題に対する有効なアプローチと評価された。

IGPVPおよび大和ハウスベンチャーズは、CareMakerが提供するスケジュール管理クラウドと訪問看護事業の両面展開によるスケーラブルなビジネスモデルを高く評価。持続可能な訪問看護・介護事業の実現に向けた挑戦を支援するため、今回の出資に至った。

CareMaker代表取締役 山村真稔氏のコメント

このたび、大和ハウスグループグロースファンド様からの出資をいただけることになり、大変光栄に思っております。

CareMakerはこれまで、現場の声に耳を傾けながら、ITと現実の事業運営を融合させた効率的かつ高品質なケアの実現に取り組んでまいりました。

大和ハウスグループ様の幅広い知見とネットワークを活用することで、私たちの目指す『最期まで個が尊重される社会』の実現に向け、さらにスピード感を持って挑戦を進めていけると確信しております。

これからも、人材不足や高齢化社会といった社会課題を解決するべく、テクノロジーと実業を掛け合わせ、持続可能な訪問看護・介護の未来を切り拓いてまいります。

今後の展望

今回の出資により、CareMakerはさらなる事業拡大と技術開発を進め、より多くの訪問看護・介護事業所にサービスを提供する計画だ。テクノロジーを活用した業務効率化と質の高いケアの両立を目指し、介護業界における持続可能なビジネスモデルの構築に挑戦していく。

CareMakerの今後の動向に注目が集まる。

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