福井県坂井市は、脱炭素社会の実現に向けて、市内外の企業・団体と連携し、ゼロカーボンシティ実現のための包括連携協定を締結します。この協定は、自治体と企業が一体となって脱炭素技術を活用し、持続可能な地域づくりを進める全国的にも注目される取り組みです。協定式は2月27日(木)に予定されています。
目次
連携の意義と目標
坂井市と連携する20の企業・団体は、それぞれが持つ脱炭素に関する知見や技術を共有し、以下の目標を掲げて取り組みます。
- CO2排出削減:市内の産業活動におけるエネルギー効率向上や再生可能エネルギーの導入促進。
- 循環型社会の推進:廃棄物削減やリサイクル技術の開発。
- 地域経済の活性化:環境配慮型産業の創出と雇用の拡大。
- 市民の意識向上:脱炭素に関する教育や啓発活動の実施。
連携企業・団体一覧
- 株式会社アムコー・テクノロジー・ジャパン 福井工場
- クラレファスニング株式会社
- 小西化学工業株式会社 福井工場
- 坂井市(行政)
- 株式会社三景 三国TPF事業所
- 塩野フィネス株式会社 福井事業所
- シプロ化成株式会社
- 信越化学工業株式会社 武生工場福井分工場
- セーレン株式会社 TPF事業所
- 東洋染工株式会社
- 日東シンコー株式会社
- パナソニックライティングシステムズ株式会社 福井工場
- 株式会社福井銀行
- 福井山田化学工業株式会社
- フクビ化学工業株式会社
- フロンティアテックス株式会社
- 北陸電力株式会社
- 株式会社UACJ 福井製造所
- 株式会社リコー 福井事業所
- リコージャパン株式会社 福井支社
今後の展開
坂井市は、本協定を通じて地域の脱炭素化を加速させ、全国のモデルケースとなることを目指しています。また、官民が一体となってゼロカーボンシティの実現に向けたロードマップを策定し、持続可能な環境づくりに取り組んでいきます。
本協定締結式の開催により、坂井市の環境施策は新たな段階へと進み、地域全体のカーボンニュートラルへの道筋が示されることになります。