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白血病で娘を亡くした母が綴った絵本を高山市内の小中学校に寄贈 命の大切さを伝える「しふぉんくん」の絵本、高山市内31校で活用

白血病で娘を亡くした母が綴った絵本を高山市内の小中学校に寄贈 命の大切さを伝える「しふぉんくん」の絵本、高山市内31校で活用
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岐阜県高山市でシフォンケーキの製造・販売を行う「思歩音(しふぉん)」の荒田由香さんが、自ら出版した絵本『シフォンケーキのしふぉんくん』を市内の小中学校に寄贈した。絵本には、急性リンパ白血病で幼くして亡くなった娘への思いと、命の尊さを伝えたいという荒田さんの願いが込められている。

絵本はすでに高山市内の小・中学校31校に配布され、授業や道徳の時間などで活用が進められている。2025年3月13日には荒田さんが高山市役所を訪問し、田中明市長より感謝状が贈られた。

目次

絵本『しふぉんくん』に込められた思い

荒田さんは、娘の死をきっかけに、小児がん支援の活動を開始。シフォンケーキの売り上げの一部を寄附するかたちで支援を続けてきた。だが「いつか自分も娘の元へ行く日が来る」と考えたとき、支援の想いを形として残す必要性を感じ、絵本の制作を決意したという。

絵本に登場するのは、小児がん支援のシンボルマーク・ゴールドリボンを身につけたキャラクター「しふぉんくん」。やさしい言葉とあたたかいストーリーを通じて、命の大切さや人とのつながりについて子どもたちに語りかける内容となっている。

子どもたちの心に届いた「いのちのメッセージ」

絵本は高山市教育委員会を通じて市内全校に配布され、すでに授業の教材としても活用されている。見山教育長は、「道徳の授業などで使用しており、子どもたちからは『命の大切さを学んだ』という感想が多く寄せられている。本当に感謝している」と語った。

また、田中市長も「子どもを亡くすというつらい経験を乗り越え、支援活動に取り組まれていることに、心から尊敬の念を抱く」と感謝の言葉を贈った。

命をつなぐ支援の輪を、絵本から未来へ

「自分がいなくなったあとも、絵本を通じて多くの人に命の大切さを伝え続けてほしい」——荒田さんの言葉には、亡き娘への深い愛情と、支援の輪を広げたいという強い願いがにじむ。

子どもたちがこの絵本を通じて「命のかけがえのなさ」に触れることで、優しさや思いやりの心が育まれる。高山市から始まったこの取り組みは、静かに、しかし確かなかたちで、社会に温かな波紋を広げている。

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