LayerXがAIエージェント事業を開始 今春、「AI-BPOサービス」提供へ。業務の“完全自動運転”実現を目指す

LayerXがAIエージェント事業を開始 今春、「AI-BPOサービス」提供へ。業務の“完全自動運転”実現を目指す
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株式会社LayerX(本社:東京都中央区)は、2025年4月1日付で新たに「AIエージェント事業」を開始したことを発表した。同社はこれまで「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションのもと、AI・SaaS分野でサービスを展開してきたが、今回の新事業により、業務の完全自動運転化を見据えた取り組みを加速させる。

AIエージェント技術を活用した「AI-BPOサービス」は今春の提供開始を予定しており、第一弾として請求書受領代行などの業務に対応。これまで人が担ってきたプロセスにAIを組み込み、人とAIが協働する新たな業務フローを構築する。

LayerXは、2025年4月1日付で企業の行動指針を従来の「Bet Technology」から「Bet AI」へとアップデート。AI技術の進化に着目し、“AI中心体験設計(AI-UX)構想”のもとでプロダクト開発を進めてきた背景がある。

AIエージェント事業では、同社が展開するAI-SaaS「バクラク」との連携を図り、AIが自然に業務に溶け込む仕組みを設計。CEO直下に専門部署を新設し、AI-BPOの領域での社会実装に取り組む。

同社は今後、2025年度中に複数のAI-BPOサービスをリリース予定であり、段階的に業務自動化のレベルを進めていく方針。中期的には、AIが特定業務を完全自律的に実行する「レベル4」の実現を目指し、最終的には「レベル5=完全自動運転」の業務実装を視野に入れる。

LayerXは、AI技術の社会実装を推進する企業として、引き続き企業や行政の業務効率化を支援し、ミッションである「すべての経済活動を、デジタル化する。」の達成に向けて邁進していくとしている。

LayerXがAIエージェント事業を開始 今春、「AI-BPOサービス」提供へ。業務の“完全自動運転”実現を目指す

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