地域と都市、そして地域同士をつなぐ新たな教育プログラムとして、株式会社Grass Family.(本社:神奈川県海老名市)が展開するエデュケーショナルツーリズム「Blue Family Project.」が、2024年夏のモニターツアーを経て、公式キービジュアルおよび紹介ムービーを公開した。
本プロジェクトは、都市部の中学生が普段の旅行では訪れない地域を舞台に、7日間の滞在型プログラムを通して学びと原体験を得るもの。富山県や北海道芦別市を舞台に実施されたモニターツアーでは、参加者が地域の人々と深く交流し、自らの未来について真剣に考える機会を得た。
映像とビジュアルで伝える「リアルな成長」
公開されたムービーは、ブランドムービー(1分)とプログラム説明ムービー(5分)の2種類。参加者の表情や言葉を通じて、日々の挑戦と変化が映し出されている。さらに、約1時間のショートドキュメンタリーの制作も進行中で、完成後は上映イベントの開催も予定されている。
あわせて、参加者向け・保護者向けにそれぞれ制作されたキービジュアルも公開。どちらもプロジェクトの意義を視覚的に伝えるものとなっている。
“かっこいい大人”との出会いを軸にした教育体験
Blue Family Project.の最大の特徴は、「何を体験するか」ではなく、「誰と出会うか」に重きを置いている点。学校や家庭以外の“大人”と出会うことで、中学生がこれまでにない価値観や未来の選択肢を知るきっかけを提供している。
また、就業体験や地域課題の探究などを通じて、参加者は“お客様”ではなく“等身大の人間”として扱われ、主体的に考え行動する力を養っていく。
未来を描く、閉塞感のないラストデイ
プログラムの最終日には「10年後の自分」をテーマにしたプレゼンテーションを実施。過去の経験を振り返り、現在の自分と向き合ったうえで、未来のビジョンを言語化する時間が設けられている。これにより、「未来は楽しみなものだ」と感じられるようになることを目指している。
2025年夏も富山・芦別で開催予定
2025年も以下の日程でプログラムの開催が予定されており、5月より参加申し込みが開始される。
- 富山プログラム:8月17日(日)〜23日(土)
- 芦別プログラム:9月14日(日)〜20日(土)
各プログラムは先着8名までの限定枠となっており、詳細は同社の公式サイトで順次公開される。