株式会社エスプールは、2025年4月21日、福岡県宇美町と包括連携協定を締結し、同町における地域資源を活用したゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みを開始すると発表した。
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宇美町のゼロカーボンシティ実現を支援
エスプールは、自治体向けに脱炭素支援事業を展開しており、CO₂排出量の算定や温暖化対策の計画策定・実行支援、脱炭素地域づくりを通じた地域課題の解決などのサービスを提供している。
一方、宇美町は地球環境保全の取り組みを推進しており、2022年6月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明。2050年までのカーボンニュートラル達成を目指し、「宇美町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」の策定・推進を通じて、環境負荷の少ないまちづくりを積極的に進めている。
今回の協定は、こうした取り組みの一環として締結されたもので、エスプールによる包括連携協定の締結は全国で25件目、福岡県内では初の事例となる。
計画策定から実行支援まで中長期的に連携
本協定に基づき、宇美町のゼロカーボンシティの実現に向けて、計画の策定から実行支援までを中長期的に行う。具体的には、CO₂排出量算定システムの活用や排出削減に向けたロードマップの策定、住民および事業者を対象とした環境活動の普及・啓発などに取り組む予定だ。
エスプールと宇美町は、地域と連携した脱炭素の取り組みを通じて、持続可能な社会の実現を目指す。