1億7242万円の経済効果を生んだアプリ等を開発したCreator’s NEXTがJAPAN DX Player AWARD 2024産業部門で1位を受賞

Creator’s NEXT
株式会社Creator’s NEXT窪田望氏(左)と山形県西川町の菅野大志町長(右) 画像出典:プレスリリース
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株式会社Creator’s NEXTは10月5日、JAPAN DX Player AWARD 2024の産業部門にて1位を受賞したと発表した。同社では「AIを活用した謎解きアプリ」や「方言を理解して音声応答するAIを搭載した健康増進アプリ」などを山形県西川町向けに開発・提供している。

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1億7,242万円の経済効果

西川町は人口4,580人のまちで、県内において高齢化がとくに進んでいる地域だ。Creator’s NEXTが開発したAIを活用した謎解きアプリは、同町で1億7,242万円の経済効果を生んだ。実はこのAI謎解きアプリには町民80人以上が出演。ドラマ映像を見ながら西川町を巡る周遊型の謎解きになっている。AIやチャットボットを使うことで、人手不足の状態でも運用可能なのがポイントだ。

▲ AI謎解きゲームのコンセプトビジュアル

西川町 全戸に配布されたタブレットに配信

健康増進アプリは、まずは山形県西川町の方言を学習させる対話型AIを作成した。精度はChatGPTの1.6倍だと述べられている。方言を理解し、音声応答できるようにするために、3,500文の方言をAIに学習させた。このアプリは、西川町 全戸に配布されたタブレットに2024年11月に配信を予定している。

▲ AIを方言に教える先生役はオーディションにて選出された

山形県西川町は官公庁部門で1位を受賞

Creator’s NEXTのアプリが開発・提供されている山形県西川町は、JAPAN DX Player AWARD 2024の官公庁部門で1位を受賞している。テーマは「デジタルによる寛容性の高い地域づくり」だ。

西川町は“新たな取り組み”に非常に積極的な地域のひとつ。ことし9月には株式会社PoliPoli、株式会社UPSIDER、株式会社タイミーの4者連携による地域課題解決を目的とした「自治体共創ファンド」の取り組みが発表されていた。

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