青森県八戸市を会場に10月19日(土)と20日(日)の二日間、「全国朝市サミット2024 in 八戸」が開催される。全国朝市サミット協議会の構成団体である北海道から九州まで10の朝市が一堂に会し、朝市の情報発信や課題などについて話し合う催しだ。2日目の20日は、八戸市の誇る全国最大規模の朝市「館鼻岸壁朝市」の開催日でもあり、朝市サミット開催に合わせて、協議会の構成団体による全国朝市物産展も開催予定。
25回目の開催
主催団体である全国朝市サミット協議会は、「朝市には地域を元気にする力がある」という思いのもと、朝市の情報発信と各朝市の課題等について話し合い、各地域の朝市活性化と地域振興を図るため2000年4月に発足した。八戸市の館鼻岸壁朝市は2011年6月に加盟し、今年度に入り宮城県名取市のゆりあげ港朝市が新たに加わったことで、構成団体は15団体となった。
全国朝市サミットは1988年から延べ25回目の開催であり、八戸市での開催は2015年に続き2回目だ。また今回は、能登半島地震で被災した輪島朝市(石川県輪島市)の支援も大きなテーマとなっており、集客見込みは前回同市で開催された際を大きく上回る6万人だという。
全国の10の朝市が出店
日曜日となる朝市サミット2日目には館鼻岸壁朝市にて全国朝市物産展が開催される。
館鼻岸壁朝市は八戸市の八戸漁港(館鼻漁港)で、毎年3月中旬から12月の毎週日曜日に開催される日本最大規模の朝市のひとつ。200~300もの出店が800mに亘って立ち並び、来場者は毎週およそ2~3万人にものぼる、八戸市を代表する観光名所のひとつだ。
今回は朝市サミットの開催に伴い、協議会の構成団体である北海道から九州までの10の朝市が特別出店し、八戸関連のものだけでなく、全国から集まった美味しいグルメや商品を楽しめるという。