農林水産省、農産物の環境負荷低減への取り組みの「見える化」を推進 大手ふるさと納税サイトなどにも広まる

農林水産省
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農林水産省では、みどりの食料システム戦略に基づき、持続可能な食料システムを構築するため、生産者の環境負荷低減の取組を評価し、星の数で分かりやすく伝える「見える化」(ラベルの愛称「みえるらべる」)に取り組んでいる。2024年3月から「農産物の環境負荷低減に関する評価・表示ガイドライン」に則った本格運用を開始して以降、多様な業態で取組が広がりつつある。

2024年12月24日には、ふるさと納税サイトで「見える化」の特集ページが組まれるなど、取り組みが全国にさまざまな形で拡大し、「みえるらべる」がさらに多くの人目に留まりやすくなっているという。

株式会社さとふるが運営する「さとふる」では、環境負荷低減の取り組みの「見える化」の特集ページが公開された。このページでは、みえるらべるを取得した農産物(米、野菜、果実)のお礼品を掲載したうえで、「見える化」の概要や「見える化」に取り組んだ生産者の声を紹介している。

こうしたサイト上だけでなく、商品などでも「見える化」への取り組みが進んでいる。2024年3月1日以降に「みえるらべる」を表示した商品を販売している店舗等は、700箇所を超えた。

また、オーガニックビレッジ宣言を行っている島根県浜田市では、温室効果ガス削減貢献の星3つを取得したにんじんを使用した「みえるらべる」給食を提供した事例もある。

さらに、秋田県立増田高等学校では、生徒が環境に配慮して育てた米で温室効果ガス削減貢献・生物多様性保全の両方で星3つを取得し、校内や地域イベントのほか、東京で開催されたイベントで生徒自ら対面販売を行ったという。

農林水産省

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