世界初の養殖魚「夢あじ」が50尾限定で1/7から販売 サカナバッカ中目黒で

夢あじ
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株式会社さかなドリームは2025年1月7日(火)から、サカナバッカ中目黒にて世界初の養殖魚「夢あじ」を販売すると発表した。

「夢あじ」は精子や卵のもととなる幹細胞を持たない「一代限りの養殖魚(繁殖能力を持たない魚)」だ。そのため、自然災害などで魚が生け簀から逃亡した際にも、天然のカイワリやマアジとの交配が発生せず、生態系への悪影響を防げる特徴をもつ。

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2024年12月のテスト販売では全日完売

夢あじは、「カイワリ」の上品な味わいと、南房総産の「金アジ(海を回遊することなく、栄養豊富な海域に留まるマアジ)」の豊かな脂ノリが特長の養殖魚。ミシュラン星付きの寿司職人や豊洲市場の仲買人達からも、“天然の一級品のような爽やかな味わい”と“天然では滅多に見かけない養殖魚ならではの高い脂質含有量”が高く評価されているそうだ。

2024年12月上旬に実施した中島水産でのテスト販売では連日完売が続いた。中島水産のバイヤーによれば「過去最高クラスの反響」だったという。一般的に、魚1尾丸ごと購入する購入比率は30%であるのに対し、夢あじはおよそ80%もあった。魚食全般や料理に対する関心が強い顧客に購入してもらえたことが要因だ。

「さばいていくっ!」のフレーズで人気のYouTuber・きまぐれクックさんも自身のYouTubeで夢あじを紹介したことも、テスト販売が好調だったことの理由もひとつ。

2回目のテスト販売はサカナバッカ中目黒で販売

2025年1月7日(火)から1月13日(月)までの7日間、サカナバッカ中目黒(東京都目黒区上目黒2-21-4)にて「夢あじ」が販売される。期間中の合計で50尾用意されている。

サカナバッカは都内に8店舗(中目黒、都立大学、中延、エキュート品川店、五反田、エキュートエディション新橋店、グランスタ東京店、グランスタ丸の内店)を展開する鮮魚店。東京ではあまり流通していない魚種や高鮮度の鮮魚を産地や市場から仕入れている。

サカナバッカは夢あじの販売について「持続可能な魚食文化の発展に貢献するため、より多くの皆様に『夢あじ』をお楽しみいただけることを願っております」とプレスリリースで述べられている。

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