富士薬品が千葉県銚子市と包括連携協定を締結 地域社会の活性化を目指す

富士薬品、千葉県銚子市と包括連携協定を締結
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左から 株式会社富士薬品 配置事業本部 配置営業統括部 営業部課長 竹下 誠、営業部部長 伊庭 圭之助、千葉県銚子市長 越川 信一氏、副市長 島田 重信氏(写真出典:プレスリリース

株式会社富士薬品は7月17日、千葉県銚子市と包括連携協定を締結したことを明かした。

この協定により、富士薬品は主力事業の配置薬による支援を通じて、銚子市の地域住民の「健康づくり」を後押しし、地域社会の活性化に寄与することを目指す。

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銚子市内1,600軒で利用されている配置薬

銚子市では、「銚子健康プラン」として市民一人ひとりが生涯を通じて心身ともに健康で明るくいきいきとした生活ができるようにするため、2018年に銚子市の実情にあった健康づくりや食育などを推進していく計画を策定している。

また、富士薬品では配置薬の販売のほかにも、ドラッグストア「セイムス」を運営している。プレスリリースによれば、配置薬販売は「お客様に寄り添いセルフメディケーションを支援する地域に根差したサービス」としており、千葉県銚子市では現在約1,600軒の家庭で利用されているそうだ。

富士薬品が地方自治体と取り組みをスタートしたのは2022年から。新潟県南魚沼市を皮切りに各自治体と包括連携協定の推進に取り組んでいる。

発災時は防災備蓄品を無償提供 住みやすいまちづくりへ

富士薬品と銚子市との包括連携協定における主な内容は以下のとおり。プレスリリースの内容をそのまま転記する。

防災・災害支援

災害発生時には、市役所・市施設などへ防災備蓄品を無償提供(※)します。また、配置薬をご契約のお客様に向けて、医薬品とともに災害時に欠かせない防災グッズ・備蓄品をご要望に応じてご用意するほか、銚子市からの防災・災害対策に関する情報をお届けしてまいります。
※「配置薬」のご契約期間中に被災されたお客様については、従前より無償です。

高齢者等の見守りに関する取り組み

銚子市の住みやすいまちづくりに向け、ご契約のお客様のもとへ訪問するという配置薬の特性を生かした取り組みを、銚子市と協議のうえ行ってまいります。

セルフメディケーションの強化

厚生労働省の定めにより、配置薬販売の営業員は原則として、登録販売者(※)の資格を有しています。この専門知識を生かして、OTC医薬品の適正使用をはじめ、地域住民の健康意識の向上につながる情報提供を行ってまいります。
※登録販売者とは、一般用医薬品(OTC医薬品)の販売に必要な専門資格です。医薬品の専門の知識を持ち、薬剤師しか販売できない第1類医薬品を除く一般用医薬品を販売することができます。

銚子市のハブとして健康情報を発信

配置薬をご契約のお客様のもとへ訪問する際、銚子市とのハブとなり、健康情報の提供や健康診断の呼びかけ、事故防止・病気予防の啓発などを行います。また、熱中症などの季節ごとの事故防止・病気予防の啓発を目的としたセミナー・イベントなども、銚子市と共同で実施を検討してまいります。

富士薬品、千葉県銚子市と包括連携協定を締結

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