AI人材育成と実証プログラム「札幌AI道場」第3期の成果発表会が、2月14日(金)に札幌市民交流プラザで開催されます。札幌市が事務局を務める産学官連携組織「札幌AIラボ(Sapporo AI Lab)」が主催するこのイベントは、AI活用による地域活性化を目指す上で必見の内容となっています。
目次
企業の実課題に基づく実践的なAI学習
札幌AI道場は、社会人・学生・高度外国人材を対象に、企業から提供された実課題・実データに基づいた実践的なAI学習を提供。令和4年度からの累計参加者は130名を超え、着実に成果を上げています。
今回の成果発表会では、半年間のプログラムを通して道場門下生がどのように課題解決に取り組み、エンジニアとして成長したのか、その成果を直接見ることができます。「AIで自社課題を解決したい」と考えている企業にとって、AI活用のヒントを得る絶好の機会となるでしょう。AIエンジニアやAI企業とのネットワーク構築も期待できます。
また、発表会では札幌AIラボの新たな取り組みも発表されます。市内IT企業のAI開発案件創出や販路拡大支援を目的とした、国内外からのAI研究・開発案件の受け入れ推進など、札幌市のAI戦略の最新情報が提供されます。
イベント概要
- 日時: 2025年2月14日(金)15:30~20:45(開場15:00)
- 会場: 札幌市民交流プラザ3階 クリエイティブスタジオ(中央区北1条西1丁目)
- 定員: 300名(要事前申込・先着順)
- 参加費: 無料(交流会参加の場合は1,000円、学生は無料)
- 申込期限: 2月12日(水)
- 申込方法: 専用フォームよりお申し込みください。
- イベント公式ウェブサイト: https://www.s-ail.org/notice/4258/
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札幌AIラボとは?
「AI技術の社会実装を先導する都市さっぽろ」を目指し、AI技術の活用促進、AI人材育成、AIビジネス創出などに取り組む産学官連携組織です。北海道大学教授の川村秀憲氏がラボ長を務め、札幌市及び一般財団法人さっぽろ産業振興財団が事務局を担っています。
この機会に、AI技術を活用した地方創生の最前線を体感してみてはいかがでしょうか。
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