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シングルマザーの起業支援プログラム第二期が始動 自由な働き方と経済的自立の実現へ。5名に最大1000万円を支給

シングルマザーの起業支援プログラム第二期が始動 自由な働き方と経済的自立の実現へ。5名に最大1000万円を支給
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一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)は、株式会社デジサーチアンドアドバタイジング、一般財団法人日本シングルマザー協会と連携し、シングルマザーの起業を支援するプログラムの第二期を開始した。2025年3月31日から、専用ウェブサイトにて公募受付がスタートしている。

本支援では、公募によって選ばれた最多5名のシングルマザーに対し、事業資金および給与相当額保証として2年間で最大1,000万円を支給。経済的な後押しと実践的なサポートを組み合わせた「伴走型支援」で、シングルマザーの起業を現実のものとする。

目次

働くシングルマザーの現実と課題

厚生労働省の調査によると、日本の母子家庭のうち81.8%が何らかの形で就労しているが、その半数近くは非正規雇用であり、複数の仕事を掛け持ちするケースも多い。また、子どもの体調不良などによる突発的な休業が収入に直結するため、安定的な生活基盤を築きにくいのが現実だ。

そうした背景を受けて、本プログラムは「自由な働き方」と「経済的自立」の両立を目指し、在宅や柔軟なスケジュールでも取り組める「起業」という選択肢を提示している。

起業に必要なスキルと環境を、パートナーとともに提供

本支援の特徴は、資金提供だけにとどまらず、スキル・環境・コミュニティの3つの柱で包括的に支援が行われる点にある。

  • スキル育成(デジサーチ):ライティングなどの実務スキル習得や、起業に必要な知識を学べるプログラムを提供。
  • 生活支援(日本シングルマザー協会):子育てと起業の両立を支える生活面での相談サポート。
  • コミュニティ形成:選出されたメンバー同士が支え合えるような学びとつながりの場を提供。

プログラム成果も可視化し、社会全体へ波及を目指す

SIIFは、インパクト測定・マネジメントにより、支援の成果を定量的・定性的に可視化。5名の個別支援にとどまらず、より多くのシングルマザーが多様な働き方を選択できる社会の実現に向け、政策提言や支援モデルの拡張も視野に入れている。

前回参加者の声から見える“変化の実感”

2019年度に実施された第1期では、参加者がアルバイトや非正規雇用から、起業によって年収400〜480万円の役員報酬にステップアップした実績も報告されている。

「やり続けることで、生活への不安が減った。最先端のツールを使えるようになり、やりがいも感じている」(第1期参加・関東在住)

募集概要と申し込み方法

  • 対象者:全都道府県在住のシングルマザーで、起業支援プログラムに関心のある方
  • 応募期間:2025年3月31日(月)~6月10日(火)
  • 支援内容:2年間で最大1,000万円支給(起業資金+給与相当)、伴走支援、スキル育成など
  • 応募方法公式ウェブサイトより応募フォームにて受付

困難な状況を生きる女性たちの一歩を、社会全体で支えていく。未来を切り開く起業家たちの挑戦が、今まさに始まろうとしている。

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