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板橋駅西口駅前広場が変わる 官民連携で進むまちづくり、板橋区が2つの整備計画を発表

板橋駅西口駅前広場が変わる 官民連携で進むまちづくり、板橋区が2つの整備計画を発表
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東京都板橋区は、JR板橋駅西口エリアの再整備に向けた2つの計画「板橋駅西口駅前広場再整備計画(進捗版)」と「板橋駅板橋口地区公益エリア整備計画」を発表した。これはJR東日本や野村不動産、再開発組合との官民連携のもと進められる大規模再開発の一環であり、地域の玄関口としての板橋駅西口の魅力と機能を高めるプロジェクトだ。

これらの計画は、地域住民や事業者の声をもとに進められており、「人中心のまちづくり」「緑豊かな駅前空間」「多目的な市民交流施設」を軸に構想されている。

目次

緑の中で交わる「人の駅前」へ――駅前広場の再整備

板橋駅西口駅前広場は、車中心の設計から脱却し、人が主役の滞留空間をめざす。「緑の中でおおらかに混ざり合う駅前広場」をデザインコンセプトに、再開発エリアと連動した豊かな植栽とキャノピー(庇)空間の整備が進められる。

また、駅間の移動がしやすくなるよう案内サインや中山道の歴史を伝える歴史サインも整備予定。災害時の地域レジリエンス向上も見据えたインフラ整備が行われる。

地域をつなぐ「まちの編集ひろば」――公益エリアの役割

再開発エリアに建設予定の施設4階には、「まちの編集ひろば」をコンセプトとする公益エリアが整備される予定だ。多目的ホールやイベントスペースを備え、区民による展示・発表・交流の拠点として活用される。

この施設は、板橋駅前を「知と文化の交流拠点」として再定義する「インターフォーラム構想」の中核であり、地域のコト・モノ・ヒトをつなぎ、新たな価値を編集・発信する場として期待されている。

新たなエリア名は「えんのもり」――縁と森がつなぐ地域の未来

今回の整備にあたり、駅前広場、公益エリア、そして既存のハイライフプラザの3施設を一体とした新たなエリアネーミングが「えんのもり」として発表された。

板橋駅西口が「えんのもり」へ 官民連携で進むまちづくり、板橋区が2つの整備計画を発表

この名称には、宿場町としての歴史、人と人との縁、学びと出会い、緑豊かなまちのイメージが込められている。ロゴデザインには、年輪や円(縁)を想起させる柔らかな曲線と、色彩が交差する様子が表現されており、まちに混ざり合う多様性と可能性を象徴している。

「えんのもり」の公式Instagramアカウントでは、今後まちづくりに関する情報発信も予定されており、住民とともに育てるまちづくりの姿勢が感じられる。

板橋区役所でパネル展を開催中

計画の公表にあわせ、2025年4月18日(金)まで板橋区役所1階で駅前広場および公益エリアに関するパネル展示を実施中。まちの未来を形づくるプロジェクトに触れられる機会として、来庁者に開かれた空間づくりを目指している。

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