株式会社おりおりは、2025年4月1日、乳幼児親子向けの共創型ツアーサービス『OLITABI(おりたび)』の正式ローンチを発表した。これまでプレ会員向けに展開してきた“親子シェアトリップ”を、本格的に一般参加者へ開放し、孤育てや親の自己犠牲が深刻化する中で、「育児も体験もシェアして助け合う旅」を全国に広げていく。
『OLITABI』が提案するのは、複数の家族がともに旅をし、子育ても楽しさも“共創”する新しい旅のかたち。子育て中の親が一人で抱えがちな旅行の準備・移動・子どものケアといった負担を、旅の仲間とシェアすることで軽減し、親自身が心から楽しめる時間を創出する。
「親が本気で楽しむ姿は、子どもへのギフト」
旅の前にはオンラインで参加者同士が交流し、当日は助け合いながら過ごす。子どもを見守る間に別の親がパッキングをしたり、夜には大人同士が語り合う時間が設けられるなど、物理的なサポートに加えて心理的な孤独感も解消できる仕組みが特徴だ。
「親が笑顔になる旅」「子育てを共にする旅」をキーワードに、OLITABIは地域とのつながりや学びを取り入れた“体験の共有”も重視する。旅先の農村や海外のサファリツアーなど、日常では味わえない体験が、親にも子どもにも豊かな記憶として刻まれていく。
子連れ旅行のハードルを“つながり”で乗り越える
Googleや「いこーよ総研」の調査によれば、子連れ旅行では「疲れたくない」「周囲に気を遣う」といった声が多く、親のストレスは旅行先でも解消されづらいのが現状だ。さらに、育児中の7割以上の母親が「孤独を感じる」と回答しており、旅先でもその孤独が色濃くなるケースが多い。
こうした課題に対し、『OLITABI』は「親同士がつながり、助け合う」ことで根本的な不安を解消しようとしている。旅の中で互いの子を見守り、自然体で関わり合える環境は、親にとって貴重な癒しと刺激となる。
実際の利用者からはこんな声も
「初めての参加は0歳の息子とふたり。不安もあったけど、思いきって飛び込んで本当によかったです。ワンオペでも安心できるのは、助けてくれるみんながいるから。夜、大人同士で語り合うのも、私にとって本当に楽しみな時間です」(1児の母)
「他のみなさんのおかげで、久しぶりに“ママ”という肩書きを外して、自分自身として思いっきり楽しめました。みんなで作った達成感が今も残っていて、子どもたちの成長もすごく感じます」(3児の母)
「自然体験、田舎体験、そしてパパと息子での旅行。私たち親だけではできなかった体験ができています。OLITABIという選択肢があって、子どもたちとの旅や体験がぐっと身近になりました」(2児の母)
2025年春以降の注目ツアー予定
- 5月8日(水) 千葉県市原市
薪割りやサワガニ探しなどの自然体験を行う“いなか体験デー” - 5月9日(木)〜16日(木) ケニア
野生動物との出会いやマサイ族との交流を通じた“親子の冒険旅” - 5月24日(土)〜25日(日) 群馬県
廃校を活用した“文化祭ツアー”。親子と地域で創る参加型イベント
代表・堀 真菜実氏のコメント
「私たち大人が互いに関係を築き、協力し合い、好奇心のままに語り、学び、思いっきり遊ぶ。そんな生き生きとした姿こそが、この先の見えない時代を生きる子どもたちへの最大のギフトだと信じています。
OLITABIは、家族や地域とともに育むシェアトリップを、これからも多くの親子に届けていきます。」