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千葉県・北総エリアの地域メディア「DIGITAL STaD」始動 タイムリーで多様な地域情報の発信が可能に

北総エリアの地域メディア「DIGITAL STaD」始動
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千葉県佐倉市を拠点とする株式会社コミュニティデザインは、千葉県北総エリアの地域メディア「DIGITAL STaD(デジタルすたっと)」を2025年4月に正式にオープンした。これは、前身である紙のフリーペーパー「STaD(すたっと)」が創刊20周年を迎える節目の年にあたる。

“まちがもっと好きになる”をコンセプトに掲げてきた同メディアが、ついに完全デジタル化を果たしたことで、よりタイムリーで多様な地域情報の発信が可能となる。

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地域と歩んだ20年、「STaD」が果たしてきた役割

オランダ語で「街」を意味する「STaD」。その名が示す通り、地域の文化・歴史・産業・営みに光を当てる情報発信を行ってきた紙媒体は、佐倉市を中心に北総地域の多様なプレイヤーと共に歩んできた。市町村の行政機関、美術館・図書館、個店、一次産業従事者、地域団体、NPOなど、幅広いステークホルダーと連携しながら築いたネットワークは、同地域における情報基盤として機能してきた。

その実績を活かしつつ、紙媒体では難しかったリアルタイム性・発信の自由度を高めるため、完全なデジタルメディアへの転換が実現した。

より見やすく、より伝わる。新サイト「DIGITAL STaD」の特長

新たに開設された「DIGITAL STaD」では、スマートフォンでの閲覧を中心に設計されており、トップページには新着記事を配置。「トピックス」「イベント」「連載記事」「読者プレゼント」という4つのカテゴリに情報を整理し、キーワード検索やエリア検索などの機能も充実している。

さらに、情報提供者には投稿アカウントが付与され、“発信したいときに、発信したい人が、自由に投稿できる”体制を整備。すでに一部のパートナー企業がこのシステムを活用しているという。

また、編集部が運営するSNSアカウント(Facebook/Instagram)や、読者コミュニティ「STaD Project」とも連動し、SNS経由での読者獲得も進めている。

デジタル×リアルで「地域のOS」に

開発を担当した伊藤佐緒里氏は、今後の展望として「DIGITAL STaD」を地域のOS(オペレーティング・システム)へと成長させる構想を語る。

具体的には、北総エリア内の行政・地域団体・商業施設とのさらなる連携を強化し、観光・産業・イベントなどの地域情報をリアルタイムで発信。地域商店や生産者の紹介記事に加え、対面型のワークショップやイベントも展開し、デジタルとリアルの相互作用による地域活性化を目指す。

また、将来的には読者の投稿や意見が反映される仕組みや、インバウンド対応の多言語情報発信にも取り組み、成田空港を擁する地域としてのポテンシャルも活かす方針だという。

“発信する地域”から“つながる地域”へ

「DIGITAL STaD」は、情報発信だけでなく、人と人、組織と組織を結ぶ「ハブ」として、北総エリアにおける新たな地域メディアのあり方を提示している。

紙からデジタルへ――時代の変化にあわせたこの進化は、地域の“いま”と“これから”をつなぐ重要な一歩となるだろう。

DIGITAL STaD公式サイトhttps://digital-stad.jp

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