大島町、妊活LINEサポート事業を2025年度も継続 ファミワンが提供、離島住民の健康支援をオンラインで推進

大島町、妊活LINEサポート事業を2025年度も継続 ファミワンが提供、離島住民の健康支援をオンラインで推進
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東京都の伊豆大島全域を町域とする大島町は、2025年度も「妊活LINEサポート事業」を継続することを決定した。本事業では、株式会社ファミワン(東京都渋谷区)が提供するヘルスケアサポートサービス「ファミワン」を活用し、住民がLINEを通じて匿名で健康相談できる環境を整えている。

同サービスでは、妊活や不妊治療だけでなく、思春期や月経・更年期の悩み、メンタルヘルス、夫婦間コミュニケーション、生活習慣の改善など幅広いテーマに対応。看護師や臨床心理士などの専門家がオンラインで対応することで、地域に根ざした支援とプライバシーの両立を実現している。

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中学生向けの性教育授業も実施

2025年1月および2月には、大島町内の中学3年生を対象に性教育授業「中学校を卒業するあなたへ〜お守りになる命の学習〜」を開催。臨床心理士らによる包括的な性教育が実施され、「性について考えるきっかけになった」などの声が寄せられた。

町の担当者は「顔が見える距離感の近い地域だからこそ、匿名で気軽に利用できるオンライン相談は安心感がある」とコメント。今後もセミナーの継続実施を希望している。

離島だからこそオンライン活用が有効

大島町は、都心から離れた離島であることから、専門家との物理的距離が課題とされてきた。こうした背景のもと、「ファミワン」ではLINEを活用したテキスト・音声による無制限相談が可能となっており、離島の課題に即した柔軟な支援体制が構築されている。

ファミワンの福利厚生サービスとしての展開

ファミワンは法人向けに福利厚生サービスとしても提供されており、企業や自治体に対して、リテラシー向上を図るセミナーと個別サポートの両軸で支援を行っている。匿名相談の導入によって従業員・住民が安心して悩みを打ち明けられる仕組みが好評で、全国の自治体や企業での導入が進む。

今後も大島町では、住民の誰もが自分らしく健康的な生活を送れるよう、ファミワンとの連携を通じて支援の充実を図っていく方針だ。

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