米カリフォルニア州に本社を置くRecursion, Incは、次世代のIT人材育成を目指す「未踏ジュニア」プログラムに教材スポンサーとして協賛し、参加応募者に向けて自社のオンライン学習コンテンツを無償提供すると発表した。
未踏ジュニアは、17歳以下の小中高生・高専生を対象に、独創的なアイデアと技術をもつ若年層を支援するプログラム。Recursionは、応募者の技術力向上を後押しするため、アルゴリズム・データ構造、サーバ開発、チーム開発など、米国大学のカリキュラムに準拠した約1,000時間分の教材を8月末まで無料で提供する。
Recursionは、元Metaエンジニアらが設立したCS学習プラットフォームで、実践重視の学習設計を強みとする。今回の取り組みを通じて、技術に不安を抱える未踏ジュニア応募者も基礎から実践的なスキルを習得できる環境が整うこととなる。
提供対象は未踏ジュニアにエントリー済みの応募者で、詳細は個別に案内される。応募締切は5月18日(日)まで。
Recursionは「若い世代が自らのアイデアを形にする力を身につける機会を広げたい」とし、今後も教育支援に積極的に取り組む方針を示している。