シクチョーソンで公開した先週の記事のなかから、注目度が高かった記事を斜め読みできます。地方創生や地域活性化に取り組む人たちが「絶対に知っておきたい話題」をおさらいできます。
今週は8月18日（日）から8月24日（土）までに公開した34本の記事から5記事紹介します。
奈良市が東京の不動産会社の企業誘致に成功
奈良市が株式会社レジデンシャル不動産の企業誘致したことを発表しました。
企業誘致を図る自治体が数多いなかで、不動産会社を誘致。不動産会社であれば、誘致先でも事業展開しやすそうな部分もありそう。“誘致先に拠点を置く理由”にもなるわけですよね。また、転居する従業員やその家族をサポートする「コンシェルジュ」の起用にも注目です。
デジタル庁、マイナンバーカード対面確認アプリを公開
昨今のマイナンバーカードが偽造される問題を受け、デジタル庁はマイナンバーカード対面確認アプリを公開しました。
金融機関や携帯電話の契約、自治体窓口等における本人確認において確実性を上げるためのもの。電波が届かない場所でも使えるので、多くの事業者が利用するべきアプリ。対応する側はスマートフォンがあればOKな点もポイント。
ニンテンドーミュージアムが10月2日にオープン
任天堂のミュージアム「ニンテンドーミュージアム」が10月2日にオープンします。場所は京都で最寄り駅は近鉄京都線「小倉駅」。
チケットは予約制で、料金は大人3,300円。さすが任天堂と言わんばかりの注目度で、国内外から大きな話題を呼んでいます。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にある「スーパー・ニンテンドー・ワールド」と合わせて観光するようなツアーやプランなども始まりそうな予感。一大観光スポットで、京都への賑わいがさらに活性化されそうです。
訪日外国人客数、7月329万人で過去最多
日本政府観光局は8月21日、2024年7月に日本に訪れた外国人客数が3,292,500人だったと発表しました。前年同月比では41.9％増。2ヵ月連続での単月として過去最高を記録しています。また、ことし1月から7月までの累計では21,069,900人となり、過去最速で2,000万人を突破しています。
観光客が増えることで、国内にお金が落とされる傾向にあり経済が潤いつつある半面、オーバーツーリズムへの対策が急務。観光業やサービス業では人手不足が顕著であるため、この課題をどのように解決するのかが喫緊の超えるべきハードルです。事業者のなかには、海外人材の雇用を進めているところも。
千葉市内で自動運転バス実装へ デジタルツインを活用
仮想空間で自動運転の安全性を検証する事業が千葉市で進んでいます。自治体が主体となって実施する同取り組みは国内で初とのこと。
仮想空間で幕張を再現し、走行検証をまずは進めていく段階。デジタルツインは実は以前から注目されており、自動運転関連だけでなく、物流などでも活用されています。AIはChatGPTなど生成系が多くの人に注目されていますが、このような仮想空間での活用は今後の大きなトピックになっていくはず。
