シクチョーソンで公開した先週の記事のなかから、注目度が高かった記事を斜め読みできます。地方創生や地域活性化に取り組む人たちが「絶対に知っておきたい話題」をおさらいできます。
今週は9月22日（日）から9月28日（土）までに公開した記事から5記事を紹介します。
インバウンド促進、地方自治体の課題と展望
JTBの調査によると、地方自治体はインバウンドに大きな期待を抱いている一方で、外国語対応やメディア活用、DX推進など、多くの課題を抱えていることが明らかになりました。効果測定の難しさや人材不足も課題として挙げられ、インバウンド施策の成功には、これらの課題を克服するための取り組みが不可欠です。自治体職員のモチベーションを維持し、外部との連携を強化することで、インバウンド促進を加速させることが期待されます。
介護する社員の状況把握が課題、企業の支援策は十分か
マイナビの調査によると、企業におけるビジネスケアラー支援は、制度の整備が遅れていることが明らかになりました。特に、「育児・介護休業法」の改正内容への理解は半数にとどまり、介護を行う社員への柔軟な勤務時間調整など、具体的な支援策も十分とは言えません。介護する社員の状況把握の難しさから、企業と社員の間に温度差が生じていることも課題です。超高齢化社会を迎える中、ビジネスケアラー支援は喫緊の課題であり、企業は社員の実態を把握し、適切な支援策を講じる必要があります。
芸人主催のお祭り大盛況 芸人仲間との絆と地域への愛が輝く
香川県住みます芸人の梶剛が主催する「かじ祭り2024」が、約1万人の観客を動員し盛況のうちに幕を閉じました。芸人仲間との絆が深まる温かい雰囲気の中、地域に根ざしたお祭りとして、多くの人々に笑顔と感動を届けました。梶は、来年以降も「かじ祭り」を続けていくことを表明。今後もさらなる発展が期待される「かじ祭り」から目が離せません。
雨水貯留槽の「目詰まり」問題、解決策は？
大雨による水害を防ぐため設置された雨水貯留槽は、ゴミの堆積による目詰まりが大きな課題となっています。従来のバースクリーンでは、目詰まりによる機能低下が避けられず、雨水貯留槽の本来の役割を果たせない場合も。ベルテクス株式会社が開発した「ユニフィルター」は、電力不要でゴミと水を分離し、目詰まりを防ぐ画期的な装置。この技術は、都市部の水害対策に新たな可能性をもたらすといわれています。
きまぐれクック、五島列島産「きまぐれ塩うに」5分で完売！
人気YouTuberのきまぐれクックが、長崎県五島列島のガンガゼウニを商品化した「きまぐれ塩うに」が、わずか5分で完売しました。この商品は、海洋環境の保全と地域活性化を目的に、ウニの大量発生による磯焼け問題の解決を目指しています。ミョウバン不使用でウニ本来の味を楽しめる点が人気を集め、YouTuberの影響力とサステナブルな消費への関心の高さが合わさって、大きな話題となりました。
