八天堂が高知の市・町と地域活性化、ローソンとワタミが配送トラックシェアでCO2削減へ ほか:先週の最新事例まとめ5選

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シクチョーソンで公開した先週の記事のなかから、注目の最新事例を紹介します。地方創生や地域活性化に取り組む人たちが「絶対に知っておきたい事例」をおさらいできます。

今週は11月17日(日)から11月23日(土)までに公開した記事から5事例を紹介します。

目次

八天堂が高知とコラボ!くりーむパンで地域活性化

くりーむパンで人気の八天堂が、高知県室戸市と東洋町と包括的連携協定を締結しました。室戸市の海洋深層水塩や東洋町のゆずを使用した「とろける高知くりーむパン 柚子」を開発したことがきっかけです。八天堂は、今後も両地域と連携し、地元食材を使った商品開発や地域活性化に貢献していくとのこと。この取り組みは、食を通じて地域の魅力を発信する新たな試みとして注目されています。

サーファーも安心!ドローンが避難を呼びかける

千葉県一宮町に、津波警報発令時に自動でドローンが飛び立ち、サーファーや海水浴客に避難を呼びかけるシステムが導入されます。ドローンは海岸線を巡回し、上空から自動音声で避難指示を伝達。東京オリンピックのサーフィン会場としても知られる一宮町では、海上の利用者への迅速な情報伝達が課題でしたが、このシステムによって防災体制が強化されます。

ローソンとワタミ、配送トラックシェアでCO2削減

ローソンとワタミが、配送トラックのシェアリングを拡大し、CO2排出量削減に貢献しています。宮崎県と鹿児島県の一部エリアでは、ローソンの配送ルートにワタミの営業拠点を組み込むことで、配送効率を向上。年間約52トンのCO2削減が見込まれます。この取り組みは、トラックドライバーの人員確保問題の解決にもつながり、物流業界の新たな取り組みとして注目されています。

群馬県庁、会議室にスマートロック導入で業務効率化

群馬県庁は、会議室の鍵をスマートロックに切り替え、業務効率化を実現しました。従来の鍵の貸し借りの手間が解消され、会議時間を10分以上短縮。職員からは「便利になった」との声が多数寄せられています。この取り組みは、県庁のDX推進の一環であり、働き方改革にもつながると期待されています。

埼玉県に新たなイノベーション拠点「渋沢MIX」誕生へ

埼玉県に、イノベーション創出拠点「渋沢MIX」が令和7年にオープンします。渋沢栄一の精神を受け継ぎ、人々が集い、新たなアイデアが生まれる場を目指しているそうです。さいたま新都心駅直結の商業施設内に位置し、コワーキングスペースやイベントスペースなどが設けられます。オープンイノベーションの創出、スタートアップの支援、人材育成など、様々な取り組みを通じて、埼玉県のイノベーションを加速させていきます。

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